自主(春)・謙虚(夏)・忍耐(秋)・知力(冬)の鍛錬 ―

誘われても、結局は自ら決意して入部した春。
自分を見ているようなグランドの姿。
希望と不安と入り交じった桜。
でも美しい。そんな自分に憧れる。
でも、コーチの厳しさに耐えられるか。
先輩に付いていくのがやっとのこと。
オープン戦の悲喜こもごも、早く試合に出たいなあ。
新芽も、自分もこれからだ!! 自ら決めた青い春。
そうだ、自主、これこそ我らの春であり、青春である。

太陽が照り付ける。頭がじりじりと暑い。
夏休みも返上の、気合いのこもるグランドに、
鬼のコーチに、監督の仁王立ち。咽が乾くし、砂も噛む。
なんの為にと自問をし、自答が出来ればレギュラーだ。
暑いときにこそ落ち着いて、謙虚になって、
身につけて、成長する時。夏の時。
草木は静かに色付いて、来る冬への身支度を。
我ら青き獅子たちは、本場の戦に備えんと、
夏場の鍛えに、上乗せし、全身全てに緊張と、
勝って勝って勝ちまくれ、その意を堅く言聞かせ、
明日の戦は、我のもの!! 誓いし獅子に夕日が燃える。
雄叫び秘めて忍耐し、燃える秋の赤色こそ、我らが獅子の情熱ぞ!!

悲喜こもごもの戦終え、哀愁漂う戦友と、
堅く結んだ契りこそ、我らの青春そのものだ。
一人一人は違っていても、何かを求め、
確かに、確かに、何かを掴んだ獅子たちは、
知識を智恵に、智恵を智力するために、
休み知らずの行動ありき。
冬の寒さはなんのその、来る春に備えた行動は、
知識を智力に変えるため。冬こそ智力を貯めるとき。
青き獅子たちはよくぞ知る。

(作詩: 関博)